鎌倉・湘南海岸沿い
134号線を海岸沿いに走ると、鎌倉、湘南などの人気スポットがある。
遠浅の海水浴場で湘南の玄関とも言われる「由比ヶ浜」は毎年6月末の海開きから人であふれ返る。8月の鎌倉花火大会は由比ヶ浜から沖合い400メートルの地点から打ち上げられるので、とても見ごたえがある。水中花火と打ち上げ花火との組み合わせが美しい。
由比ヶ浜と七里ヶ浜の間にある岬で、映画の舞台にもなった「稲村ヶ崎」は対岸には逗子マリーナ、右方面には江ノ島を見ることができる。鎌倉周辺に多い「切り通し」になっていて、両側に崖が迫っているなど、他では見ることのできない景色を楽しめる。稲村ヶ崎を抜けると江ノ電の線路との併走になってドラマやCMでよく見る景色に出会うだろう。
134号線から江ノ島大橋を渡り、お土産物屋の並ぶ参道を抜けると、「江ノ島エスカー」の乗り口がある。江ノ島エスカーとは江ノ島の頂上まで行く三連のエスカレーターのことである。エスカーは全区間で大人(中学生以上)350円、子人(小学生)170円となっている。
山頂までの間に江ノ島神社がある。江ノ島神社はお宮が3か所に点在しており、それぞれに海の守護神として女神が祀られている。
エスカーの終点で降りると、サムエル・コッキング苑と江ノ島展望灯台がある。サムエル・コッキング苑には植物園など、歴史を感じる建物などを見ることができ、藤沢市の姉妹都市でもある中国の昆明市のコーナーもあり、中国伝統建築様式のあずまやなどを見ることができる。
江ノ島の自然を感じながら、海の方へ向う途中の相模湾を望む高台に「恋人の丘」がある。ここで鐘を鳴らした2人は決して別れないといわれている。海まで降りていくと、関東大震災時に隆起したといわれる、稚児ヶ淵へ出る。絶好の磯釣りポイントにもなっていて、岩の割れ目からは小さな貝やエビなどが泳いでいる姿を見ることができる。
松尾芭蕉の詠んだ句「疑うな潮の花も浦の春」の句碑もあり、神奈川景勝50選のひとつにもなっている。
また、江ノ島岩屋という洞窟があり、海水の浸食でできた洞窟で弘法大師や日蓮上人が修行し、源頼朝が戦勝祈願をした場所として有名である。
江ノ島を出るとすぐ新江ノ島水族館がある。相模湾を再現した大水槽や、深海環境を再現した水槽があり、癒し空間としても人気のある幻想的なクラゲの水槽などがある。イルカやアシカのパフォーマンスショーも人気。
さらに、134号線を茅ヶ崎に行くと、東に江ノ島、正面にいぼし岩、西に富士山の見える海水浴場として有名なサザンビーチちがさきがある。遊歩道や休憩所などもあり、ビーチの東端には縁結びのスポットでもあるモニュメント「茅ヶ崎サザンC」もある。
